
今日は、ちょっとプライベートなお話です。
私は、家族以外の人間関係では
できるだけ波風を立てたくない性分です。
一方で、夫は真逆。
別に波風を立てたいわけではないけれど、
「おかしいものは、おかしい!」
と、相手が誰であっても
はっきり言う人です。
だから今までも、
お店やタクシー、病院、
パソコンメーカー、自転車屋さんなどなど……
様々なところでモノ申してきました。
そんな夫に対して私は、
「まあ、仕方ないよ」
となだめる側に回ることが多かったんです。
そんな私が今回、
いつもなら
「仕方ないか」で終わらせるところを、
終わらせなかった。
そうしたら……
現実が変わりました。
今日はそんなお話です。
ことの発端は、
娘のコンタクトレンズのケア用品を買おうとしたこと。
ちょっと特殊なものなので、
専門のサイトでしか購入できません。
サイトにログインしてみると、
あれ?
欲しいものが見当たらない。
購入履歴には確かにあるのに、
商品が見当たらない……。
ただでさえ面倒くさいのにぃ。
と思いながらも、
お客様センターに連絡をしました。
そこで分かったのが、
私が欲しかったケア用品は、
保存液3本セットを購入しないと
選択できないシステムになっている、ということ。
でも、
保存液はまだ2本、
しっかり残っているんです。
そこにさらに3本買い足して、
ようやく欲しいケア用品が買える。
いやいや……
保管場所も取るし、
そもそも必要のないものを買わないと
欲しいものが買えないって、
なんだかおかしくない??
そう思って、
「まだ保存液は残っているので、
必要なケア用品だけ購入できませんか?」
と聞いてみました。
すると、
眼科にも確認して
折り返し連絡します、とのこと。
数時間後。
お世話になっている眼科から、
「送料がかからないように設定しているため、
やはり保存液3本セットを購入しないと
ケア用品は購入できないんです。
申し訳ありません」
という旨の留守電が入っていました。
いつもの私だったら、
「システムなら仕方ないか……」
で、終わっていたと思います。
でも今回は、
なぜか終わらせたくなかった。
折り返し電話をして、
「眼科の窓口では買えないんですか?」
「まだ保存液が余っているのに、
さらに3本買わないといけないのは
やっぱり不便だと思うんです」
と、
自分が感じていることを
そのまま伝えました。
それでも答えは、
「システムなので申し訳ありません」
とのこと。
少し離れた別の院では
窓口で単品購入ができると聞いたので、
「じゃあ、そちらまで買いに行こう」
と思い、電話を切りました。
すると、しばらくして
また電話がかかってきました。
なんと、
別の院のスタッフの方が
月曜日にこちらの院へ来るので、
その時にケア用品を
持ってきてもらえることになったとのこと。
つまり、
わざわざ別の院まで行かなくても、
いつもの眼科で購入できることになったんです。
あれだけ、
「システムなので難しいです」
と言われていたのに、
別の方法が見つかった。
これって、
どうということのない話かもしれません。
でも私にとっては、
とても印象に残る出来事でした。
今までの私だったら、
「決まりなら仕方ないよね」
「相手にも事情があるし」
「これ以上言ったら面倒な人だと思われるかな」
そんなふうに考えて、
自分の中にある小さな違和感を
引っ込めていたと思います。
物わかりのいい人でいたほうが、
人との摩擦は生まれにくい。
物事も穏便に進みます。
だから私自身、
それが「大人の対応」だと
思っていたところもありました。
でも、
物わかりのいい人でいようとするあまり、
自分の気持ちまで
「仕方ないよね」で片づけていたのかもしれない。
今回、そんなことに気づきました。
もちろん、
何でも自分の思い通りにしたいわけでもないし、
相手を責めたり、
無理を通したりしたいわけでもありません。
でも、
「私はこう思います」
「これはちょっと納得できません」
「他の方法はありませんか?」
と、
自分が感じていることを
ちゃんと伝えることまで諦めなくていい。
そう思ったんです。
今回だって、
私が何も言わずに
「仕方ないか」と引き下がっていたら、
きっとそこで終わっていました。
でも、
「やっぱり、このシステムは不便だと思う」
という自分の気持ちを
なかったことにしなかった。
そうしたら、
周りの方が動いてくださって、
今までなかった選択肢が生まれました。
自分の意志を伝えたら、
現実が少し変わった。
私にとっては、
それがちょっと嬉しかったんです。
そして、もうひとつ。
今まで夫が何かに対して
「それ、おかしくない?」
と言うたびに、
「まあまあ、仕方ないよ」
と抑えていた私ですが……
もしかしたら私は、
夫だけじゃなく、
自分自身にもずっと
「まあまあ、仕方ないよ」って
言い続けていたのかもしれません。
物わかりのいい人でいることは、
決して悪いことではありません。
でも、
物わかりのいい人でいるために
自分の本当の気持ちまで
後回しにしなくてもいい。
理不尽だと感じたなら、
「私はそうは思わない」
と、自分の意志を持っていていい。
そして、
それを相手に伝えてもいい。
今回の小さな出来事は、
私にとって
そんなことに気づかせてくれる出来事でした。
あなたにも、
本当はちょっと納得していないのに、
「まあ、仕方ないか」
で終わらせていること、ありませんか?

